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裁量トレーダーの心得 初心者編

時々、家にトレーダーショップから届く、「Treder Shop Press」
購入者に送られてくる冊子なのですが、 パンローリング出版のトレードに関する本が、 わかりやすく網羅されていて、毎回届くのを 楽しみにしています。

今回送られてきた冊子の表紙は、デープ・ランドリー氏。

著者の本は今まで読んだことがなかったのですが、 インタビュー文の「シンプルにやること」の一文が目に付きました。 その途端、この本が欲しくて仕方ありませんでした。 この「シンプル」こそが、トレードの真実をつく言葉だったからです。

これという手法が定まらず、あっちにふらふら、 こっちにふらふら。
様々な指標、インジゲーターを使い、 パラメーターに振り回されて・・・ 最後はがんじがらめになってしまう。

ある程度トレードの年数を重ねた方なら、 経験があると思います。

私自身もそうでした。

がんじがらめになって、何をしたら利益の出せる トレーダーになれるのか、わからなくなった時、 基本からやり直しました。

やりなおした基本とは、

トレンド・パターン認識
背景・準備
資金管理
メンタル面の管理
です。

今までごちゃごちゃ、勉強したものは、 綺麗さっぱり、捨てました。 この『裁量トレーダーの心得』に書かれているもの ばかりです。

しかし、その「捨てて」何かを掴むまで、 随分時間がかかってしまいました。

そんな時期にこの本があったら、 どんなに時間の短縮になったか! と読んでいて、やられたな〜!と思いました。

トレンドの解説は、もの凄くわかりりやすいし、 ウォール街の真実もユーモアたっぷりで読んでいて楽しい。

この本には、基本のすべてが詰まっています。 どのくらい基本が詰まっているか、というと、 「バーチャートの見方」からです。

これはローソク足にも、おおよそ当てはまるので、 うまく転換して読めばわかりますが、このひとつの基本をとっても はっとさせられます。

トレード初心者の方は、 「何か勝てる方法があるはず」 と、基本をおざなりにして、躍起になりがちです。 でも、その躍起な行動は決して、無駄ではないです。

著者が掲げている、「シンプルになる」という事は、あらゆる勉強をして、知識を捨てて、 本当に必要な知識だけを残すことにより、初めて軸になるものだと思います。

自分の軸はどうしたら作れるのかな? どうしたら、トレードがうまくいくのだろう・・・。

迷ったとき、自分のトレードを一から 見つめ直したい時に是非、読んでほしい一冊です。

(会社員 falco)


この本は、コンピューターサイエンスの学位を持つ著者が「聖杯≒素晴らしいメカニカルシステム」を求めてあらゆる研究をした結果、ここ数年のマーケット状況はシステム化できるものが何もなく、「私は百パーセント裁量トレーダーだ」宣言をし、初心者のために書き下ろした意欲作です。

たしかに、システムトレードさえしていれば、利益が転がり込んでくるというわけではないと思います。MT4さえ稼働させていれば、お金がザックザク・・・・ではないということは、みなが気づいていることだと思います。システムトレードで勝つには、いくつかのシステムを稼働させて、状況に応じてシステムを入れ替えていく方法かなあと思っています。その際に役に立つ本は、『使える売買システム判別法――確率統計で考えるシステムトレード入門』(山本克二著、パンローリング刊)です。

さて、この本による裁量トレードとは、上昇トレンドの押し目のあとの高値更新を買っていくというシンプルなものです。チャートを自分でもたくさんみて、(システム化しなくても、目視で)自分で著者の方法を検証した結果、いい結果で出れば、この本に書いてある方法を実行していくことは、いいことだと思います。この本の方法を実行した結果、トレードで稼げるようになったという人が出てきたら、著者にとっては、これ以上の喜びはないのかなあと思います。システムトレードではうまくいかないと思っている方は、この本を参考にするという方法もありかなと思います。

(bblue 40代 会社員)


 トレンドフォロー型のテクニカル分析を中心とした内容。

 冒頭、「ウォール街の神話」として、よく言われるが間違っているとされる内容が紹介 されている。確かに著者の言うとおりだと思うことがある反面、果たしてそうなのかと 疑問に感じる部分もあった。それは、私自身がテクニカル分析については懐疑的であるこ とが原因である。

 「裁量」云々と言われるが、つまりはテクニカル分析は科学ではなくアート。使い方や 見方によっていかようにも判断ができるもので、なかなかこれを実践に活用することは 難しい。

 後から、自説に合ったテクニカル分析のチャートを示すことは難しくない。それは、た だあてはまるものを後から探しだせばいいだけのことで、いわゆる後講釈に他ならない。

 本書でもこれと共通する傾向が見出される。というか、テクニカル分析の解説は必然的 にこのようにならざるをえないのだが。

 それよりも資金管理、トレイリングストップ、心理面などの5章、6章の方が実際には 有用だろう。しかし、これらについては例えば『投資苑』など、その分野のみの優れた類 書もあり、そちらの方がより参考になるところがある。

 読みやすく納得できる部分も多いが、私自身のテクニカル分析嫌いを解消するには至ら なかった。

(ふしみん 50代 公務員)

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