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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/03/26 11:05, 提供元: フィスコ

サスメド Research Memo(5):2026年2月時点の開発パイプラインは12件

*11:05JST サスメド Research Memo(5):2026年2月時点の開発パイプラインは12件
■サスメド<4263>の事業概要

4. 治療用・診断用アプリの開発パイプライン
同社の治療用・診断用アプリの開発パイプラインは、2026年2月13日現在12件(サスメド不眠障害用アプリMedcleを含む)となっている。

乳がん患者運動療法アプリSMD401(開発パートナー:国立がん研究センター)については、探索的試験が完了しており、次試験に向けて準備中である。

進行・再発がんを有するうつ病患者に対するアドバンス・ケア・プランニング(以下、ACP)用プログラム医療機器SMD402(開発パートナー:東京慈恵会医科大学)については、2025年4月に開始した企業治験が進行中である。SMD402の利用により期待される効果としては患者の心理的苦痛の軽減、不安・抑うつ症状の改善、不適切な治療の中止などがあり、同社は2024年6月に探索的試験の結果について米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会のオーラルセッションにおいて発表した。

慢性腎臓病リハビリアプリSMD201(開発パートナー:東北大学、日本腎臓リハビリテーション学会)については、探索的試験が完了しており、次試験に向けて準備中である。期待される効果としては、腎機能の改善もしくは悪化抑制、透析治療への移行防止などがある。次試験については2026年6月期中に開始することを目指している。

遷延性悲嘆障害を対象疾患とするSMD102(開発パートナー:チューリッヒ大学)については、探索的試験の開始に向けてアプリ開発中で、論文を公開した。またオピオイド誘発性便秘症を対象疾患とするSMD202については、探索的試験の開始に向けてアプリ開発中である。

耳鳴を対象疾患とするSMD403(開発パートナー:杏林製薬※)については医師主導の特定臨床研究(東海大学医学部付属病院)が完了した。今後の開発に期待が持てる結果が得られ、2025年10月の第70回日本聴覚医学会総会・学術講演会において、研究代表医師である和佐野浩一郎教授(東海大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 領域主任)より報告された。現在は次試験に向けて準備中である。

※ 2022年11月に杏林製薬と耳鼻科領域における治療用アプリの共同研究開発及び販売に関する契約を締結した。契約一時金(1億円)、開発の進捗に応じたマイルストン収入(契約提携時判明分で6億円)、上市後の売上高に応じたロイヤリティー収入を得る。また特定臨床研究が完了して有意な改善結果が確認されたため、2025年10月に本アプリの研究開発及び販売後の同社役割の追加を目的とする覚書(マイルストン収入及び販売額に応じたロイヤリティー収入を増額する改定)を締結した。

乳がん切除後疼痛症候群(PMPS)を対象疾患とするAcceptance & Commitment Therapy(ACT)アプリSMD105(開発パートナー:名古屋市立大学)については臨床研究が終了し、探索的試験に向けて準備中である。次試験については2026年6月期中の開始を目指している。

SMD106(開発パートナー:あすか製薬※)については、2025年1月に福島県立医科大学ふくしま子ども・女性医療支援センターの小川真里子特任教授と共同で、月経前症候群(PMS)及び月経前不快気分障害(PMDD)患者を対象に、特定臨床研究を開始した(2025年2月12日に最初の被験者登録を行い、治療用アプリの利用を開始)。2026年2月に有効な結果が確認されたため、次の開発段階に進むことに両社が合意した。

※ 2023年9月にあすか製薬とSMD106の共同研究開発及び製品上市後の販売に関する契約を締結した(契約一時金200百万円及び開発段階に応じたマイルストン収入として総額2,500百万円、製品上市後の販売額に応じたロイヤリティーを受領予定)。2025年2月にマイルストン(探索的試験用アプリの利用開始)を達成したことによる100百万円を受領し、受領済みの契約一時金200百万円と併せて2025年6月期の事業収益に計上した。さらに、2026年2月に探索的試験において有効な結果が確認されたことに伴いマイルストンとして100百万円を受領し、2026年6月期の事業収益に計上する。

持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)を対象疾患とするSMD107(開発パートナー:新潟大学)については、2024年5月に第125回日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会総会・学術講演会において発表を行い、同年8月に開始した臨床試験を実施中である。

妊産婦うつを対象疾患とするSMD103(開発パートナー:名古屋大学)については、アルゴリズム及び装置に関する特許が成立し、2024年4月に共同研究論文を発表するなど、探索的試験の開始に向けてアプリ開発中である。またADHDを視線解析により診断するSMD104については、探索的試験の開始に向けてアプリ開発中で、AMED事業に採択された。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)


《HN》

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