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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2026/03/25 11:02, 提供元: フィスコ

ミラティブ Research Memo(2):ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」を展開

*11:02JST ミラティブ Research Memo(2):ライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」を展開
■会社概要

1. 会社概要
ミラティブ<472A>は、スマートフォン1台でゲーム実況・ライブ配信が可能なプラットフォーム「Mirrativ」の開発・運営を手掛ける企業である。「Mirrativ」は、Mirroring(スマホ画面の投影)とNarrative(物語)を組み合わせた造語で、ユーザー1人ひとりの姿を映し出しながら、それぞれの物語を紡ぐ場を提供するという思想を表している。「わかりあう願いをつなごう」をミッション、「好きでつながり、自分の物語(ナラティブ)が生まれる居場所」をビジョンに掲げ、ライブ配信を通じたユーザー間のコミュニケーション創出を事業の中核としている。

主力のミラティブ事業では、スマートフォン上のゲーム画面のミラーリング配信、コメントやギフトによる双方向コミュニケーション、3Dアバター「エモモ」などの機能提供により配信参加のハードルを下げ、累計配信者数570万人超、アクティブユーザーの約3割が配信者である。このユーザー構造がコミュニティ滞在時間や課金行動につながり、「Mirrativ」コインを用いたギフト消費を中心とする収益基盤の形成に寄与している。

また、広告掲載やプロモーション支援に加え、VTuber・ストリーマー領域へのソリューション提供などのストリーマープラットフォーム事業を展開しており、既存プラットフォームで蓄積した配信ノウハウを外部配信者にも横展開することで収益機会の拡張を図っている。これにより単一アプリ収益に依存しない事業ポートフォリオを形成し、プラットフォーム価値の向上とユーザーエコシステムの強化につなげている。

2. 沿革
同社は、2015年8月にディー・エヌ・エー<2432>がライブ配信プラットフォーム「Mirrativ」アプリをリリースしたことに始まる。その後、2018年2月に(株)エモモ(現 同社)が設立され、2018年3月に「Mirrativ」事業を承継し、ライブ配信プラットフォーム事業を本格的に開始するとともに商号を「(株)ミラティブ」へ変更した。2018年9月にはアプリ内で利用可能な3Dアバター機能「エモモ」の提供を開始し、同年10月にはギフト及びアイテムガチャを送り合えるサービスを開始した。2019年5月には「エモモ」を活用したカラオケ配信機能「エモカラ」を提供開始し、配信体験の拡張を進めた。2020年8月にはライブゲーム「エモモRUN」を開始し、ライブゲーミング領域に進出した。2024年10月にアイブレイドを完全子会社化し、2025年2月にはキャスコードを持分法適用関連会社化した。2025年12月に東京証券取引所グロース市場へ株式上場した。


国内モバイルコンテンツ市場・モバイルゲーム市場は2ケタ成長中

3. 市場環境
同社が属するデジタルエンターテインメント市場は、拡大基調が続いている。経済産業省の「エンタメ・クリエイティブ産業戦略(2025年6月資料)」によれば、世界のコンテンツ市場規模は2018年から2027年まで年平均成長率(CAGR)5%で成長すると予測されている。国内においても、(一社)モバイル・コンテンツ・フォーラムの調査によれば、2024年の国内モバイルコンテンツ市場は3.2兆円に上った。そのうち同社の事業領域であるモバイルゲーム市場は1.6兆円規模であり、いずれも前年比2ケタ成長となった。

また、VTuber市場も高成長が継続しており、配信者層の裾野が拡大している。こうした良好な外部環境は、配信支援機能やコミュニティ形成を強みとする同社サービスにとって、事業機会の拡大につながる状況にある。このような市場環境は、ゲーム実況とコミュニケーションを融合した同社の事業モデルの中長期的な成長基盤を支える要因となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 渡邉 俊輔)


《HN》

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