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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2026/02/25 17:28,
提供元: フィスコ
株式会社ティムス:2025年12月期 決算説明会文字起こし(8)
*17:28JST 株式会社ティムス:2025年12月期 決算説明会文字起こし(8)
ティムス<4891>
質問
Sovateltideとの比較において、mRS0-1においては勝るものの、mRS 0-2においては劣る点や、作用機序の観点から「ペナンブラ」が多く残っている時にはTMS-007を投与した方が効果が高く、逆にペナンブラが少ない、あるいはほとんどない場合にはSovateltideを投与した方が効果が高くなるのではないでしょうか。ご見解をお聞かせください。
■ティムス 若林
Sovateltideとの比較についてお答えいたします。まず、SovateltideのインドでのPh3臨床試験の結果に言及されているかと存じますが、実施条件も異なりますし、2つの異なる臨床試験を単純に比較することは非常に難しいと考えております。
特に急性期疾患において、当社のPh2a試験も、SovateltideのPh3試験も、それほど症例数が多いわけではございません。それを踏まえると、数字上のばらつきも十分に考えられます。特定の指標でどちらが勝っている、劣っているといった個別の試験結果のみをもって、実際の優劣を結論づけるのは困難であると認識しております。
また、ペナンブラとの関係についてですが、「ペナンブラが残っている方にTMS-007が有利」というお考えは、おそらく当社の薬が血栓溶解というメカニズムを持っている点に着目されたものと推察いたします。一般的に脳梗塞の予後としては、作用機序に関わらず、ペナンブラがより残っている患者様の方が回復の可能性が高く、逆に残っていない方はどのような治療をしても改善しにくいという関係にあります。したがって、ご指摘の点は作用機序との関連性はそれほど高くないのではないかと考えております。
Sovateltideについては、インドで非常に良好な試験結果が出ており、現在米国でもPh3が進められているということで、当社も非常に注目しております。ただ、最終的な結果が出てみないと分からない側面が強いのも事実です。 当社との大きな違いは、まず作用機序にあります。当社のTMS-007は血栓溶解がメインの機序ですが、Sovateltideは血栓溶解ではなく、エンドセリンB受容体のアゴニスト(作動薬)としての効果を狙ったものです。
また、SovateltideのインドでのPh3については、確かに結果は非常に良かったものの、ドロップアウト率が15〜16%と非常に高い点や、患者背景がインド国内ということで比較的若いといった特徴もあり、当社の試験とは単純に比較しにくい部分がございます。
当社としては、今回パートナーを組んだCORXEL社が、RTW社という非常に充実したリサーチ機能を持つ投資家に支えられている点に着目しております。そうした高度なリサーチ機能を介した上で、CORXEL社が当社をパートナーとして選んでいるという事実を重く受け止めております。何としても臨床試験を成功させ、承認に漕ぎ着けたいと考えております。
司会
ありがとうございました。ご質問は一巡しましたので、これにて質疑応答を終了いたします。 最後に若林社長よりご挨拶をお願いいたします。
■ティムス 若林
本日はお忙しい中、決算説明会にご参加いただきまして、改めて厚く御礼申し上げます。 現在、ORION試験は順調に進展しております。日本国内での症例組み入れが当初の想定より少し遅れている面もございますが、日本での承認を得るためには、国内での治験を確実に進めていく必要がございます。準備は着実に進んでおりますので、吉報をお待ちいただければと思います。
本日、当社の公式ブログも公開いたしました。その中で、社外取締役の並川先生からも「日本発のブロックバスター(画期的な新薬)となるような薬を出したい」という想いで取締役就任を承諾した旨のコメントをいただいております。当社としては、これまでのバイオジェン社との提携に始まり、現在のパートナーであるCORXEL社も、バイオジェン社に勝るとも劣らない非常に優れた提携先であると考えております。
現在、740名規模のグローバルスタディが進行中です。これまでの臨床試験結果や化合物のポテンシャルを鑑みれば、本剤がブロックバスターを遥かに超えるような存在になっても全く不思議ではないと確信しております。 今後とも着実に事業を邁進させてまいりますので、是非ご期待いただければ幸いです。本日は誠にありがとうございました。
《MY》
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