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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/10/10 09:45,
提供元: フィスコ
日経平均は69円安でスタート、SBIやブリヂストンなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;48510.72;-69.72TOPIX;3238.58;-19.19
[寄り付き概況]
10日の日経平均は69.72円安の48510.72円と反落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は下落。ダウ平均は243.36ドル安の46358.42ドル、ナスダックは18.75ポイント安の23024.63で取引を終了した。一部主要企業決算で消費の底堅さが示され、寄り付き後、上昇。しかし、政府機関の閉鎖が長期化し成長を妨げるとの懸念や、過去最高値付近でバブル警戒感も根強く売りに押され、下落に転じた。金利上昇も嫌気されたが、半導体が支え、ナスダックは終盤にかけ下げ幅を縮小した。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日大幅高となり、25日移動平均線との乖離率が7.73%に拡大するなど高値警戒感が強まっており、利益確定売りが出やすかった。さらに、政治空白が長期化していることに加え、次期新政権の枠組みが不透明なことなども投資家心理を慎重にさせた。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、一時140ptあまり下げたナスダック総合指数が下げ渋り小幅安で取引を終えたことが東京市場で一定の安心感となった。また、外為市場で1ドル=153円00銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の国内企業物価指数は、前年同月比2.7%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同2.5%上昇だった。